受賞

卒業式を迎え,3名の学生が表彰されました.

2018年度の卒業式を迎え、5名の修士2年生(内1名は柏キャンパスを卒業)と1名の学部4年生が卒業いたしました。

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卒業生の内3名が、研究内容や成績が評価され、研究科長賞などを受賞いたしました。
以下、それぞれのコメントです。

☆栗本開(修士卒業生)

この度、都市工学専攻優秀修士研究賞および工学系研究科長賞(研究)を受賞いたしました。
修士研究では、大都市圏郊外部の都市農地に着目し、多主体の意向分析をもとにその効果的な活用方策について検討しました。
2年間の成果を評価していただいたのはまことに光栄なことと感じていると同時に、ここに至るまでにご指導いただいた先生方、共に切磋琢磨した研究室のみなさん、そして研究データとして用いたアンケートの回答者のみなさんに深く感謝いたします。
4月からは大学を離れますが、社会人になってもこの研究室での経験を活かしていきたいと思います。

☆別所あかね(修士卒業生:柏キャンパス)

この度は新領域創成科学研究科サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラムの研究科長賞(修士)を頂くことができ、修士2年間での様々な方からの支えに改めて感謝申し上げます。
指導教員の先生方からの研究への様々なアドバイス、トロント市で調査に協力していただいた皆様、そして横張研究室の皆様の励ましとサポートのおかげで修士研究に全力で取り組むことができました。今後の博士研究では一層精進してまいりますので、今後もよろしくお願いします。

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☆ウォンダラ・ハルシット(学部卒業生)

この度は、都市工学科優秀学修賞と工学部長賞を頂き大変うれしく思います。
いつも暖かく指導してくださる都市工学科の先生方、先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。
4月からは同研究室へ進学いたしますが、これからもより一層精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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合計6名の卒業生のうち、3名は引き続き修士課程または博士課程に進学し、研究を継続する予定です。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2019-03-29 | Posted in 受賞, 報告No Comments » 

 

第24回ユニオン造形デザイン賞と第4回宇宙建築賞を受賞しました

本年度の後期に実施された、2つの全国設計コンペティションにおいて、PDの山崎嵩拓が代表を務めるグループによる提案が受賞しました。

第24回ユニオン造形デザイン賞では、尾門あいり(積水ハウス)との共同提案である「なぜインフラは地中に埋没しているのだろうか?」にて佳作、第4回宇宙建築賞では押木祐生(都市環境研究所)・尾門あいり(積水ハウス)・長田大輝(北海道大学)との共同提案である「火星の紋様」にて入賞しました。

 

【本人コメント】
PDの山崎嵩拓と申します。この度は2つの建築設計やまちづくりに関するとても光栄な賞をいただき、とても嬉しく思っております。これらの賞は、自分一人の力で得たものでは無く、共同提案を行ったメンバーのおかげでいただけた成果です。今後もこのような成果をいただけるよう頑張ろうと思います。

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まずこのコンペは「インフラと建築」というテーマで、これまで誰も見たことがなかった、しかし太古の昔からそこにあることがごく自然であるような、新しいインフラとしてのインフラを構想するという課題でした。

本提案では、インフラが地中に埋まっている存在という事を疑い、街中にインフラが露わになっている都市の像を描きました。そこでは、水漏れする水道管が花に水やりをしていたり、電線から充電ができたり、ガス管に洗濯物を干すとすぐ乾いたりと、少しだけ生活が豊かになるような像を描きました。こうしたインフラの表出を通じて、当たり前にあるものを当たり前に実感する生活像を提案しています。

 

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続いてこのコンペは「火星居住施設」という課題で、人類の未来にとって有益な火星施設を設計するというテーマでした。

本提案では、100Km間隔で火星の温暖化プラント兼高齢者居住施設を建設し、火星のテラ・フォーミング(人類が居住可能な環境を火星に作る事)を図るというものです。高齢者施設はプラントを動かすのに必要な労力となると同時に、プラントを動かす資源として人間が循環する計画です。これまでの火星居住に関する提案では、どのように住むか?については議論が行われていましたが、どのように死ぬか?は語られてきませんでした。そこを論点としたことを評価していただきました。

今後も、研究と並行して設計や計画活動を続けていき、地域にとって”研究”と”計画設計”という2つのアプローチで関われるよう尽力したいと思っています。

2018-03-23 | Posted in 個人の活動, 受賞, 報告No Comments »