2020-05

4/28 オンラインでミニゼミ・ミニワークショップを行いました

4月28日、Web会議サービスのZoomを用いて、オンラインワークショップを実施しました。

横張研では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、今年度はこれまでのところオンラインでゼミを行っています。

当初はモニター上にメンバーの顔が並んでいる様子に今までとは違う緊張を感じ、

またインタフェースの操作に戸惑うこともありましたが、

数度のゼミ開催を経て、この頃は全員、すっかりZoomのクセを掴み、オンラインゼミのコツを体得しています。

また2020年度修士課程新入生の石井さんも、今年度初回のゼミからメンバーに加わっています。

 

4月最後のゼミとなる今回は、「コロナの後の世界」に関して最近耳にする”A new normal”という考え方を基点とするワークショップを行いました。

具体的には、以下の三つの議題について考えてゆくこととしました。
 議題1.サステナビリティの高い都市とは?
 議題2.グローバルとローカルのシステムが重層する都市・社会とは?
 議題3.コンパクトシティに変わるwith/postコロナの都市像を考える

今回は、新たなオンラインツールMiroを導入しての発言の記録と整理を試みました。

 

ゼミでは、まず参加者が1人ずつ順番に、身の回りで起きたことや日々感じていること、社会情勢について考えていることなどから、

三つの議題に関係する事柄を取り上げ、自由に話します。

(なかには、プレゼンテーションスライドにまとめてくる人も)

1人が話している間、ほかのメンバーは話を聞きながら、要点を記した付箋をMiroの共有画面上で作成し、ボード上に貼りつけていきました。

 

そして全員が語り終えたところで「Pros ⇔ Cons」および「Private ⇔ Official/Public」という二軸のもと、

出てきた事実・意見・アイデア等をメンバー総出でボード上に整理!

すさまじいスピードで、内容の整序とまとめが行われていきました。

 

miro1

 

ま回実感したのは、新しいオンラインツールの有効性です。

模造紙をみんなで囲み、空間を共有するワークショップには、他の方法では得難い利点があります。

しかし図形やコメントを追加し、その位置や内容を後から自由に変えられるという点で、Miroにも可能性を感じました。

研究室ではこれからも新しいツールを積極的に導入し、社会の現象について理解を深め、よりよい社会に向けた方策を提案していきたいと思います!

2020-05-04 | Posted in イベント, 報告No Comments »