イベント
1/26, 2/8 修士論文・卒業論文の審査会が行われました
2021年1月25日・26日に修士論文の審査会が行われ、横張研究室からはM2のウォンダラさんが発表を行いました。
一人の持ち時間は20分で、発表12分、質疑8分でした。
以下、ウォンダラさんによる振り返りです。
「修論はタイ・バンコク外縁部にある空閑地での再農地化をテーマにしました。コロナウィルスの影響で現地には行けずデータの少なさに苦労した部分もありました。
その中で、研究室の皆さんに励まされ、何度も何度も議論を重ね、ブラッシュアップしてきました。おかげさまで審査会で先生方から「わかりやすい発表だった」とほめていただき(質疑ではもう少し的確に応答できるようになりたかったのですが)、なんとか自分でも納得のいく修士論文としてまとめることができたと思います。研究室の皆様に大変感謝をしております。ありがとうございました。」
その2週間後の2月8日・9日には卒業論文の審査会が行われ、横張研究室からはB4の徐さんが発表を行いました。
こちらの持ち時間は12分で、発表8分、質疑4分でした。修士論文の発表よりも時間が短いため、内容をコンパクトにまとめる必要があります。
以下、徐さんによる振り返りです。
「初めての研究だったため手法に関する知識があまりなく、遠回りをしたり、今何の分析をしているんだろうと迷子になったりもしましたが、先生方や研究室の皆さんのアドバイスによりなんとか一つの筋の通った内容に仕上げることができました。特に発表1週間前には2度も発表練習の機会を設けていただいたおかげで、内容や見せ方について大きく改善できたと思います。(夜遅くまでメッセージで意見をくださった山崎先生ありがとうございます!)
修士では、研究手法を含めた全体の枠組みを最初からもっとしっかり考えようと思いました。
改めて研究室の皆様ありがとうございました。」
お二方とも発表お疲れ様でした。
4/28 オンラインでミニゼミ・ミニワークショップを行いました
4月28日、Web会議サービスのZoomを用いて、オンラインワークショップを実施しました。
横張研では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、今年度はこれまでのところオンラインでゼミを行っています。
当初はモニター上にメンバーの顔が並んでいる様子に今までとは違う緊張を感じ、
またインタフェースの操作に戸惑うこともありましたが、
数度のゼミ開催を経て、この頃は全員、すっかりZoomのクセを掴み、オンラインゼミのコツを体得しています。
また2020年度修士課程新入生の石井さんも、今年度初回のゼミからメンバーに加わっています。
4月最後のゼミとなる今回は、「コロナの後の世界」に関して最近耳にする”A new normal”という考え方を基点とするワークショップを行いました。
今回は、新たなオンラインツールMiroを導入しての発言の記録と整理を試みました。
ゼミでは、まず参加者が1人ずつ順番に、身の回りで起きたことや日々感じていること、社会情勢について考えていることなどから、
三つの議題に関係する事柄を取り上げ、自由に話します。
(なかには、プレゼンテーションスライドにまとめてくる人も)
1人が話している間、ほかのメンバーは話を聞きながら、要点を記した付箋をMiroの共有画面上で作成し、ボード上に貼りつけていきました。
そして全員が語り終えたところで「Pros ⇔ Cons」および「Private ⇔ Official/Public」という二軸のもと、
出てきた事実・意見・アイデア等をメンバー総出でボード上に整理!
すさまじいスピードで、内容の整序とまとめが行われていきました。
ま回実感したのは、新しいオンラインツールの有効性です。
模造紙をみんなで囲み、空間を共有するワークショップには、他の方法では得難い利点があります。
しかし図形やコメントを追加し、その位置や内容を後から自由に変えられるという点で、Miroにも可能性を感じました。
研究室ではこれからも新しいツールを積極的に導入し、社会の現象について理解を深め、よりよい社会に向けた方策を提案していきたいと思います!
3/23 学位記伝達式が行われ、修士学生3名が卒業しました
3月23日、東京大学大学院都市工学専攻の学位記伝達式が行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、例年通りの式典は行われず、式は代表学生のみ、
修了証書は14号館141教室で配布、という形になりました。
一足先に新天地に向かったDavidさんのほか、久世さんと村松さんが修了証書を受け取り、記念撮影を行いました。
カゴに入った修了証書・卒業証書がおもむろに置かれていた141教室の前には、満開の桜が!
桜の花の一つ一つに、教授陣や在校生からの言葉が記されていました。
盛大な式典の実施・参加はかないませんでしたが、この桜の木を目にして、きっと多くの修了生・卒業生が、これまでの月日に思いを馳せ、
お世話になった方々を思い出し、またこれからの活躍を誓ったことと思われます。
そして実はこのパネル、構想から製作、設置にいたるまで、横張研メンバーが大変重要な役割を果たしております。
というのも、構想設計・製作指揮を山崎先生が担い、製作においてはハルシットさんと三浦さんが活躍しております。
そして、記念撮影一回目。
真ん中の袴の方は、2019年度横張研に、准というかほぼ正規メンバーとして参加していた、緑地研の若木さんです。
10階に戻って、二回目の記念撮影。
11階にいた計画研木村さん撮影による、こんなアングルの集合写真も。
あらためまして、M2の皆様、この度はご修了おめでとうございます。
新たな舞台でのご活躍を心からお祈り申し上げます!
12/17 クリスマスパーティが行われました
12月17日、毎年恒例のクリスマスパーティが開催されました。今年の幹事はハルシットさんです。
当日は火曜日だったため、定例のゼミ発表(発表者:Davidさん、別所さん)のあと、19時30分からのパーティ開催という運びでした。
なおこちらも例年と同じく、新領域の寺田研メンバーが参加してくれたほか、卒業生の方々も駆けつけてくれました。
食事はポットラックスタイルで。お手製の逸品、郷土料理、母国の味から名店の味まで、いろいろなお皿が並びました!
そして恒例のプレゼント交換。 まさかの内輪での交換頻発という結果になりました。
宴は夜が更けるまで続きました。
今年も残すところあとわずかですが、年明け早々ジュリーや論文提出が控えていますので、気を抜きすぎずに年越しに臨みます。
12/2-3 緑農住まちづくり国際ワークショップを開催しました。
東京大学緑農住プロジェクト研究チーム(代表:横張真)を中心に準備を進めてきた「緑農住まちづくり国際ワークショップ」が、2019年12月2-3日に開催されました。
1日目は100名以上、2日目も70名以上と定員いっぱいのご来場者、そしてニューヨーク、トロント、ロンドンから5名の海外ゲストをお招きし、白熱した議論が繰り広げられました。
テーマとなっている「緑農住」には、それぞれ別々に考えられてきた「緑」「農」「住」という、これからのまちづくりに大事なコンセプトを統合しようというコンセプトが込められています。そして会場には、国、広域自治体、基礎自治体、大学研究者、民間研究者、民間企業、NPO、農家さんなど、緑農住まちづくりに取り組むキーパーソンにお集まりいただく事が出来ました。
1日目@シティラボ東京
1日目はポスターセッションとトークセッションを[食][ライフスタイル][空間デザイン]の3つのテーマについて議論いたしました。学生さんや実務家からのポスターセッションと海外招聘者や東大の研究者によるトークセッションが、テーマごとに交互に行われ、それぞれのトピックについて今後の方向性や、海外から見た東京の状況の強みなどが明確になりました。
2日目@国分寺
2日目は国分寺市内のエクスカーションと、[レジリエンス][ウェルネス][コミュニティ][半農半x][土地利用・都市デザイン]をテーマとしたワールドカフェを行いました。
まずエクスカーションでは、国分寺市の市民農園、こくベジプロジェクトにかかわる農家さん、JAの新しい施設などを見学させていただき、農がいかに日常生活の身近に存在しているかを体感する事が出来ました。
そしてワールドカフェは会場を日立製作所中央研究所にうつし、海外招聘者を囲むようにワークショップを行いました。それぞれのテーマについて30分間×2回の議論が行われ、参加者は好きなテーマを選び、たくさんの意見やお話をいただく事が出来ました。
およそ4か月間、力を入れて準備してきた2日間の国際ワークショップでした。海外の実践者・研究者の方々、会場にお越しくださったたくさんの方々、東大+αの研究会の先生方、お手伝いしてくれた学生さん、そして運営をしてくれたNPOの方などなど、多くの方に力を借りて実施する事が出来ました。ありがとうございました!
そして、今後この取り組みをいかにつなげていくかが重要と考えています。引き続きよろしくお願いいたします。
11/30 ランドスケープデザイン演習の現地発表会を開催しました
今年度のまちづくり大学院「ランドスケープデザイン」演習の対象地、石川県加賀市橋立地区において、現地発表会が2019年11月30日に開催されました。
当日は橋立地区の住民の方が10名ほどご参加くださり、まち大生による演習の成果発表のあと、質問や意見交換などが活発に行われました。
現地での成果発表を通じて、橋立地区の住民の方からは、これを機に地域でのまちづくりに関する話し合いを定期的に行っていく提案がなされ、まち大生とも今後も交流を継続していきたいという意見が多く聞かれました。
10/5-10/6 千葉県館山市にて横張研・寺田研合同ゼミ合宿が行われました
10月5日土曜日から6日日曜日にかけて、館山市の研修施設ナミカゼ館山にて、都市工 横張研と新領域 寺田研の合同ゼミ合宿が一泊二日の日程で行われました。
今回の合宿は横張先生が海外出張で不在だったため、本郷の飯田先生と山崎先生、柏の寺田先生とPD柏原さんという4名の指導陣を中心に、ポスターセッションをメインに実施しました。
一日目は13時に宿に集合し、13時半から早速ポスターセッションが始まりました。
発表者は横張研からの9名と寺田研からの14名に東大農学生命研究科からのゲスト参加若木さん1名を加えた総勢24名でした。
また今回は10月から横張研に参加する留学生のAlxandreも、フランスからの特別コメンテーターとして参加してくれました。
ポスターセッションは各回50分、5人ずつ(一回だけ4人)発表、という形式で行いました。
初めての顔合わせとなるメンバーが多いなか、各セッションで、各ポスターの前で多くの白熱した議論が交わされました!
ポスターセッションが終わったあとは、そのままBBQへなだれ込みます!
主な肉焼き功労者: 丹下さん、デイヴィッド、寺田先生
【写真】踊る石田君
この日は期しくもラグビーワールドカップ日本対サモア戦で、即席パブリックビューイングで先生方も含めみんな観戦に夢中!
横張先生が差し入れてくださった宮古島の泡盛が、館山の空気によく合います!
施設の敷地を出て道路を渡るとそこはもう砂浜という絶好のロケーションを、日が暮れるまで、人によっては日付が変わるまで、皆思い思いに楽しみました!
2日目は朝食のあと、9時からグループディスカッションです。
睡眠時間少な目で2日目を迎えた参加者もいたはずですが、発表のあと全力で食べ、飲み、話し、英気を養ったおかげで、朝から全員気合十分でした!
ディスカッショングループのメンバーは前日のポスターセッションで同時間帯に発表した人同士となっており、前日直接やり取りできなかった人達に、改めて自分の研究を説明する、というかたちになりました。
研究テーマを模索している人から、これから研究が本格化し始める人、あるいは調査結果のとりまとめや考察にとりかかる段階にある人まで、進捗が様々に異なる学生が入り乱れる発表は、お互いにとってとても良い刺激になりました。
また普段なかなか聞くことができない視点や考え方に触れることになり、互いに多くの示唆を与えあうことができたのではないかと思います。
合宿の楽しい思い出と、頂いたたくさんの指導、コメント、アドバイスを胸に、まずは年末にむけて引き続き研究活動に邁進していきます!
7/27-30 都市工学専攻 計画系のジュリーが実施され、M1、M2、D1の学生が発表しました
7月27日から7月30日にかけて、都市工学専攻計画系のジュリーが実施され、横張研究室からは修士課程1年(ハルシットさん)と2年(Davidさん、久世さん、村松さん、まちづくり大学院:河辺さん)、および博士課程1年(別所さん)の学生が発表を行いました。
M1のハルシットさんにとっては修士課程入学後初めてのジュリーとなり、2年間をかけて取り組む研究の基本構成と先行調査の結果を発表しました。
M2の学生4名は今後のとりまとめを見据えて研究の進捗を報告し、議論深化の方向性等について、教授陣からコメントをいただきました。
D1の別所さんは博士研究の背景、問題意識および現在構築している研究の枠組みを示し、研究の社会的および学術的意義を問いました。
研究室内で発表練習やディスカッションを繰り返していたことにより、自らの研究に対して批判的な視点を持ちながら発表と質疑に臨むことができました。
先生方からは肯定的なコメントだけでなく、当然批判的な意見や手厳しい指摘もだされたものの、それらの多くが直接的あるいは間接的な示唆を与えてくれました。
今回のジュリーを通して、研究を進めてゆくための貴重なアドバイスと指針を得ることができました。
10月のゼミ合宿や秋学期のゼミ発表に向けて、夏季休業期間を充実した時間にしていきたいと思います!
5月8日自主ゼミとして谷根千エリアを巡る街歩きを実施しました
毎週火曜日は横張研の定例ゼミ開催日ですが、10連休明け最初の火曜日である本日は、先生方および数名のメンバーが不在であったため、番外編として自主ゼミを実施しました。自主ゼミの内容は、博士課程三浦さんの企画による谷根千エリアの街歩きでした。
まちづくりの成功事例として取り上げられることの多い谷根千エリアを歩いて、日本の都市空間やまちづくり運動について見聞を広めようという趣旨です。
今回の自主ゼミには9名の学生が参加し、そのうち6名が海外からの留学生という非常に国際色豊かな街歩き集団になりました。
新旧取り混ぜた店舗が並ぶ谷中銀座やつつじの花盛りが過ぎた根津神社を周り、最終的には懇親会へ。
今回の自主ゼミの隠されたテーマであった「親睦を深める」という目的も十分に果たされたのではないかと思います。
新年度が発足、留学生5名の歓迎会を行いました。
2019年度がはじまりました。
まだ学内の研究室分属までは期間がありますが、今年はたくさんの短期交換留学生が来ています。
イタリア、フランス、中国から3名と、インターナショナルな雰囲気が漂う研究室となりました。
さっそくですが、彼らの歓迎会を行い、親睦を深める事が出来ました。
本年度もよろしくお願いいたします!