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雑誌『WIRED』の記事に図表を提供しました

本研究室の教員である飯田と山崎が監修した記事、『”緑化都市”になり損ねた街ー「東京の都市計画」135年の系譜から見えてくること』の中に載せる図表を、本研究室の修士一年と二年の合計4名でGISを利用し作成しました。

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(上記の記事より画像引用)

この図表は、東京市区改正(1889)・帝都復興計画(1923)・東京緑地計画(1937、1939)・東京戦災復興都市計画(1946)の緑化計画を重ね合わせたもので、あり得たかもしれない東京の姿をビジュアライズしたものとなっています。これらの計画が全て計画通り実行に移されていれば、その総面積は4億m^2近くなり、23区の40%が緑地になっていたことがわかりました。

出来上がった図を見て正直かなり驚きました。面積はさることながら、このように緑地間のつながりも意識された計画たちであったことをしっかりと意識したのは、恥ずかしながら今回が初めてだったからです。このようにスポーク状に緑地が繋がった東京の姿はなかなか想像することも難しいですが、今と違ったライフスタイル・価値観を持つことになっただろうなという妄想が膨らんでやみません。計画通りに行かなかったこれらの計画を頭に入れた上で、今後のより良い東京の環境についても考え直す、良い機会となりました。

2024-10-08 | Posted in 未分類No Comments » 

 

麻布台ヒルズに見学に行ってきました!

2024年4月18日、昨年竣工したばかりの麻布台ヒルズに、教員1名と学生3名で見学に行ってきました。

森ビルの社員の方に案内していただき、大きな模型を使いながら麻布台ヒルズの説明をしていただきました。模型を見てみると、随所に多くの緑が配置されていることがわかり、森ビルの”Vertical Garden City”を実感することができました。

その後、麻布台ヒルズの中を実際に歩きながら説明をしていただきました。

展望台からの眺め

特別に展望台にも招待いただき、素晴らしい景色を体験させていただきました。

 

森ビルの最新の技術と想いが詰まった麻布台ヒルズを内側と外側の双方から体感する、素晴らしい見学会でした!

(文責:宮本)

2024-06-11 | Posted in 未分類No Comments » 

 

3/8 横張教授の退任記念イベントを開催しました

横張真教授の退任記念イベントを開催しました。

第一部は、座談会「混在 × 暫定 ーランドスケープの未来を展望するー」を開催しました。ゲストには、横張教授と親交の深い、宮城 俊作 氏(設計組織PLACEMEDIA Partner)、古澤 達也 氏(東急不動産顧問、元国土交通省大臣官房審議官)、佐藤 留美 氏(NPO法人 Green Connection Tokyo 代表, NPO法人 NPO birth 事務局長)をお招きしました。

また、第二部の懇談会を山上会館で開催しました。

 

集合写真light

 

2024-03-08 | Posted in 未分類No Comments » 

 

3/12-21 都市農業遺産に関する5カ国共同国際ワークショップを開催しました

国際共同研究「都市農業遺産に関する統合的研究」(Integrated Study on Urban Agriculture as Heritage)では,世界に存在する都市農業の歴史的・文化的・遺産的な側面に着目し,そこから今日の社会課題の解決につながる新しい知見を探る共同研究を行っています。

その一環として,2023年3月12日(日)から21日(火)にかけて海外から研究者を東京に招き,「温故知新」をテーマに,都市農業遺産に関する5カ国共同の国際ワークショップを実施しました。

国際ワークショップの成果は、ランドスケープ研究誌の「社会連携の最前線から」で報告しています。
成果報告のダウンロード▶︎▶︎▶︎

INSUAH

2023-03-21 | Posted in 未分類No Comments » 

 

9/1 国際誌Sustainabilityに論文が掲載!Feature Paperに選定されました

論文「Use of Urban Green Spaces in the Context of Lifestyle Changes during the COVID-19 Pandemic in Tokyo」が国際誌Sustainabilityに掲載されました。

この論文は、東京大学都市工学専攻の教員が合同で取り組んでいる「東京大学緑農住まちづくり研究会」で実施された研究の成果です。
下記のリンクから閲覧していただけます。
https://www.mdpi.com/2071-1050/13/17/9817

論文の概要は以下の通りです。
[論文概要]
新型コロナウイルス感染症が蔓延し、都市住民のライフスタイルが劇的に変化する中、2020年6月に東京都民を対象にアンケート調査を実施した。そこで、ライフスタイル変化の代表例と言えるリモートワーカーに焦点を当て、その都市緑地利用の特徴を明らかにした。研究方法は、都市緑地の利用実態と効果を目的変数、ライフスタイルを説明変数とする2項ロジスティック回帰分析である。研究の結果、リモートワーカーが都市緑地をよく利用(Odds Ratio[OR]=1.49, p<0.001)し、特にCOVID-19流行後に利用し始めた(OR=1.54, p<0.01)傾向がわかった。これは、リモート型ライフスタイルへの転換が都市緑地利用を促進しうることを示した世界初の研究成果である。 また、従来から都市緑地をよく利用していた高齢者・子育て家族とリモートワーカーを比べると、オープンスペースの選好性に差異があることが明らかになった。例えば、高齢者(OR=1.56, p<0.001)や子育て家族(OR=4.53, p<0.001)は小さな公園・広場をよく利用していたのに対し、リモートワーカーは寺社地を利用(OR=1.70, p<0.01)する傾向にあった。また、高齢者(OR=1.51, p<0.05)や子育て家族(OR=1.90, p<0.001)は人とのつながりを評価していたのに対し、リモートワーカー(OR=1.26, p<0.1)は不安やストレスを緩和させる機能を評価していた。このことから、ライフスタイルの転換に伴い、都市緑地に新たな役割が期待されている可能性がある。 fig1

また、本論文は学会から「Feature Paper」に選定していただきました。
なお、Feature Paperとは、この学会に収録される論文の100本中1本が選定されるもので、以下のように説明されております。
Feature Papers represent the most advanced research with significant potential for high impact in the field.(Feature Paperは、その分野に大きな影響を与える可能性のある最先端の研究です。)

今後もこの研究は継続して実施する予定です。
内容に関するお問い合わせはinfo@epd.u-tokyo.ac.jpまでご連絡ください。

山崎

2021-09-07 | Posted in 未分類No Comments » 

 

6/9 横張研・寺田研合同でオンライン・ミニワークショップを行いました

6月9日、Web会議サービスのZoomを用いて、横張研と柏キャンパスの寺田研合同で、オンラインワークショップを実施しました。
研究室に関心を持ってくれている外部の方も数名参加してくださり、総勢28名でのワークショップとなりました。

前半では、日常生活の変化や課題について、全員で共有しました。そのために、事前に以下の質問を考えてきてもらいました。
1)コロナウイルスの影響で生活はどのように変化しましたか?
2)健康に対する意識はどのように変化しましたか?
3)大学の役割とは?
当日はウェブ上のワークショップツールMiroを使い、ポストイットを貼り合わせて簡単な分類を進めました。その結果、下図のように多様な意見が集まりました。その中からおおしろい意見(例:過食になった人と少食になった人の意識の違いなど)をいくつかピックアップして議論を行いました。その中で「コロナウイルスはいつ収束すると思うか」という議論になり、そもそも人によってその前提が異なるのではないかという話題も上がりました。

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続いて、後半では4つのグループに分かれでディスカッションをおこないました。

グループ1:Emerging urban spaces / disappearing urban spaces(立ち現れる都市空間/消えゆく都市空間)

グループ1では、ウィズコロナ、アフターコロナ社会に現れる都市空間、消える都市空間についての議論を行いました。グループ・ファシリテーターからの簡単な話題提供のあとに、参加者それぞれから、どのような都市空間が現れ、消えていくのか自由に意見を出し合いました。

次に、public / private と physical / virtual という、2つの評価軸を考え、みんなのアイデアを整理しました。その結果、消えていく都市空間はpublic・physical に集中しているのに対し、現れる都市空間は様々な領域に広がり、アフターコロナの都市空間が多様化することが示唆されました。
他にも、下記のような論点が参加者から提示されました。
・「都心ー郊外」という評価軸も考えられるのではないか
・バーチャル空間の欠点である、デジタルディバイドの懸念や偶然性の低さなどをどのように補うべきか
・ローカル重視の中、住宅の空間/住宅周辺はどう変わっていき、どう作り変えるべきか

最後に、都市のみどりを扱う研究室としては、需要が高まり高密度化する公園を、どうやってアフターコロナに対応させるか?今後増えるだろうプライベートな緑地を、どのようにデザインするか?という課題を考えていく事が重要だと話し合いました。

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グループ2:Imagining human interaction in after-COVID urban spaces (パンデミック後における人と人とのかかわり)

グループ2では
1.コロナ禍にみる人とのかかわりに関して経験したこと・感じたこと
2.将来の方向性に関する解決策の提案
の2点について議論しました。

1.に関しては、学生・社会人・教職員という複数の異なる立場から、「仕事・学業」や「ライフスタイル」におけるCOVID-19の感染拡大前後の変化を、オンラインに着目して整理しました。それぞれの意見を整理すると、COVID-19の世界的な流行の特徴として「世界中で同様の状況を有していることから醸成される共感・連帯感」が挙げられます。結果としてCOVID-19の影響は、「助け合いや支え合い」が強く意識された反面、「同じ方向を向かない人への排他的姿勢」が浮き彫りになったように、功罪相半ばすることがわかりました。
2.に関しては、主に「デジタルトランスフォーメーションが一気に進んだ」現象に着目した議論が目立ちました。こうした現象を「機会」ととらえれば、人間性を拡張する方向での技術の進展が期待されます。一方で、「脅威」としては不要不急な会話が減ったことによる疲労がメンバーの多くから指摘されました。加えて、個人情報をどのように管理すべきかについても、改めて重要な論点として浮上しました。
最後に、オンライン会議疲れといった意見を受け比較的カジュアルな内容に関して、研究室の垣根を超えざっくばらんに議論しました。具体的には、「オフィスやキャンパスの必要性」や「オフラインとオンラインの適切な使い分け」などについて率直な意見が飛び交いました。また、「緑豊かな郊外に住むことが合理的な選択になる?」といったような、我々の専門分野に通ずる議論も展開されました。議論の最中では、社会人ドクターのお子さんが登場するという、オンライン会議ならではのハプニング(?)も発生しましたが、終始リラックスした雰囲気で議論が進みました。

グループ3:Urban food systems after the pandemic(パンデミック後のアーバン・フード・システム)

『パンデミック後のアーバン・フード・システム』では、パンデミック期間の自分たちの食事、買い物の際に感じたことなど、身近な話題から議論が進みました。「料理を楽しむようになった」「直売所を利用するようになった」など、ポジティブな意見もあった一方、今まで大学の学食を活用していた学生は、自炊を負担に感じているという意見もありました。留学生が半数を占めたため、各国の状況についても話題にあがりました。

次にブラジルとアメリカのパンデミック期間の状況と日本を比較し、パンデミック後のフードシステムについて議論しました。生産側からの観点としては、パンデミック期間に、給食やレストランの営業が制限された背景から、供給先のアクセスが分散化されている農家の方が、安定して生産物を提供し続け、生計を維持することができるのではないかという意見がありました。消費側としては、日本のように直売所など、消費者のアクセスポイントも多様であることが、実際に今回のパンデミック期間中に役にたったが、それを活用できるかは、食材の価格と、個々人の意識づけが重要であるという意見がありました。

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グループ4:Division and inclusion under COVID-19(パンデミック下の社会的分断と包摂)

グループ4は、「パンデミック下の社会的分断と包摂」というテーマで議論を始めた。「自粛期間中、会いたくない人に会わなければならない状況があったか?」という参加者から問いかけがありました。それに対して、誰もそのような状況には出会っていないことから、自分と価値観の異なる人々と出会う機会が無くなることの危険性が示されました。それは例えば、そのような偶然の出会いから、自分自身が変化するきっかけ等が生まれることを想定できるからです。一方で、「見たくないもの」を見てしまった状況は何人かが経験していました。それは長距離ドライバーや医療従事者への差別などです。このような現状を知ることから、人々は変化するきっかけを得られるという話になりました。

ここから次に、「テレワークがある程度普及した現在、出社は何のためにするのか」という問題に繋がりました。環境を変えることで自分の職務を再認識するためという回答や、知らない人と出会うためという意見が提示されました。また、隣に座っているだけでも仲間意識が育ち、仕事の効率が上がるという意見も挙がりました。そのため、これからのオフィス街は人と人の交流の場としての機能が期待されていくと考えました。

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2020-06-22 | Posted in 未分類No Comments » 

 

計画系学生向けに新規研究プロジェクト紹介(4/8)と研究室紹介(4/16)を開催します

2019年度になりました。本年度もよろしくお願いいたします。

今年度は新たに、他研究室と合同で「緑農住まちづくり研究グループ」が立ち上がりました。
この研究は、東京都「大学研究者による事業提案制度」採択プロジェクトであり、今後継続して実施する予定となっております。

このプロジェクトに関する説明会が4/8の17:00から工学部14号館2階の145講義室で行われます。
ご関心がある計画系の学部生、修士学生、まち大生は、奮ってご参加ください。

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また新規配属者向けの説明会も開催いたします。
こちらは4/16の17:00-です。当研究室にご関心があります方は、ぜひご参加ください。

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研究室一同、今年度もよろしくお願いいたします。

2019-04-05 | Posted in 未分類No Comments » 

 

10/30 国際会議でのポスター発表

2015年度に修士課程を修了したパク ビョンホさんが第15回日中韓国際ランドスケープ専門家会議(於:東京大学)において2016年10月30日にポスター発表をしました。テーマは「A study on the publicness and profitability of urban park managed by public-private partnership – A case study of Toyosuna park in Chiba, Japan -」です。

 

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2016-11-01 | Posted in 個人の活動, 未分類No Comments » 

 

まち大八王子演習で成果発表会を開催しました。

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11/15(日)、まちづくり大学院の演習「新しい里地里山暮らしをつくるランドスケープデザイン」で、八王子小津町での成果発表会&アイディアワークショップを開催し、盛会のうちに終えることができました!

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成果発表会に先だち、8/16の熊野神社祭礼でお披露目された敷地模型。

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前半は、小津町会、八王子市役所、高尾100年の森の方々、地元建築家など、多くの方にお集まりいただき、八王子演習の成果を発表させていただきました。

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後半のワークショップでは、空き家、空き畑(耕作放棄地)、空き山(荒廃樹林地)の3チームに分かれて、それぞれ活用アイディアを出し合い、白熱した議論となりました。「チーム小津」でこれからまちづくりの芽を育んでいきましょう!

 

 

 

 

 

2015-11-16 | Posted in 未分類No Comments » 

 

桜の木の下で卒業生・修了生をお祝いしました。

卒業・修了おめでとうございます!

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2015-04-03 | Posted in 未分類No Comments »