イベント
ゼミ合宿2024を実施しました!
今夏はコロナ明け初のゼミ合宿に行ってまいりました。
舞台は関西。学生メンバーの研究対象も加味しつつプログラムを組み、公園等の事例を複数見学してきました。
【1日目:滋賀】
1日目は、滋賀県の近江八幡に集合して堀での水郷めぐりを体験した後に、ラコリーナ近江八幡の見学に行きました。
ラコリーナはまさに「ランドスケープに溶け込んだ建築」といった風格で素晴らしい建築でした。
ラコリーナ近江八幡では、集合写真も撮影しました!
その後、同じく滋賀県の高島市に移動し、針江生水の郷を見学しました。
右側の写真は「かばた」と呼ばれる地域独自の水場であり、地下水を料理等に利用する文化があるそうです。
宿ではBBQで盛り上がり、楽しい夜になりました。
【2日目:大阪・神戸】
2日目は大阪に移動し、先行公開されているグラングリーン大阪を訪れました。
中心の水場で子供たちが遊び、それを囲むように来訪者が見守っている様子は、未来の公園のあり方を示しているようでした。
難波ではハートビートプランの泉社長になんば広場の解説をしていただき、駅前空間が大々的な歩行者天国として生まれ変わった経緯や完成するまでの苦労をお聞きしました。
その後は神戸に移動し、神戸市の移住支援策によって開業した農家カフェや、Park-PFIによって新しく生まれ変わった東遊園地を見学しました。
写真は東遊園地の様子。改修前の社会実験や設計・運営にも携わっている村上工務店の村上社長からお話を伺い、神戸市の中心に人々が気軽に集まれる公園ができることの意義や、この場所ならではの工夫などをお聞きしました。
【3日目:淡路島・神戸】
3日目は淡路島の地域活性化を目的とした開発の取り組みや、神戸市の小学校跡地を活用して作られた複合施設 “NATURE STUDIO” を見学しました。
NATURE STUDIOは東遊園地と同様、村上工務店によって作られた施設なのですが、どちらも多様な属性の人にとって訪れやすい空間づくりが意識されていると感じました。
空間づくりに関わった方々のお話を伺ったり、作られた目的が類似する場所を連続して見学したりすることで、ただ単に訪れるよりもより深い理解が得られたと思います。
旅行としても勉強としても、非常に充実した3日日でした。