2015-12
「江戸のみどりを訪ねる」見学会を開催しました。
12/6(日)、横張先生の講義 “緑地計画学” “Planning and Design for Sustainability” の一環として、江戸・明治期から存続する都内の緑地の巡検を行いました。
歴史や地形、土地利用の変遷などについてレクチャーを受け、出発しました。まずは8代将軍・吉宗が庶民のための花見の名所をつくったことに端を発する「飛鳥山公園」です。
徒歩にて移動し、旧古河庭園を訪ね、ジョサイア・コンドルの建築と西洋式庭園、植治の日本庭園を見学しました。折良く伝統技能見学会が開催されており、マツの雪吊りの体験をさせていただきました。
染井界隈の見学と昼食を挟み、江戸時代につくられた名庭・六義園を訪ねました。美しい紅葉とともに、回遊式築山泉水庭園を楽しみました。
地下鉄にて移動した後、根津神社・谷中界隈・上野寛永寺を巡りました。江戸期における寺社の造営や、明治期における廃仏毀釈運動、公園整備の歴史を学びました。
実際に歩いてみることで、江戸期から続く緑地の歴史を肌で感じることができました。また、留学生を含め、様々な所属の学生が参加し、非常に刺激的な巡検となりました。