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雑誌『WIRED』の記事に図表を提供しました
本研究室の教員である飯田と山崎が監修した記事、『”緑化都市”になり損ねた街ー「東京の都市計画」135年の系譜から見えてくること』の中に載せる図表を、本研究室の修士一年と二年の合計4名でGISを利用し作成しました。
(上記の記事より画像引用)
この図表は、東京市区改正(1889)・帝都復興計画(1923)・東京緑地計画(1937、1939)・東京戦災復興都市計画(1946)の緑化計画を重ね合わせたもので、あり得たかもしれない東京の姿をビジュアライズしたものとなっています。これらの計画が全て計画通り実行に移されていれば、その総面積は4億m^2近くなり、23区の40%が緑地になっていたことがわかりました。
出来上がった図を見て正直かなり驚きました。面積はさることながら、このように緑地間のつながりも意識された計画たちであったことをしっかりと意識したのは、恥ずかしながら今回が初めてだったからです。このようにスポーク状に緑地が繋がった東京の姿はなかなか想像することも難しいですが、今と違ったライフスタイル・価値観を持つことになっただろうなという妄想が膨らんでやみません。計画通りに行かなかったこれらの計画を頭に入れた上で、今後のより良い東京の環境についても考え直す、良い機会となりました。
2024-10-08 | Posted in 未分類 | No Comments »
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