報告

自主ゼミ「人口減少時代の地方都市のコンパクト化」を開催しました。

2014年7月23日(水)に、「人口減少時代における地方都市のコンパクト化」に関する自主ゼミを行いました。
この度の自主ゼミの特色としては、今年5月に改正された都市再生特別措置法(別名 コンパクトシティ法)というホットな話題を扱っている点、そして都市のコンパクト化を考えるにあたって、多様な主体の関係する問題を因果関係によって結び付ける、「PCM」という市民参加のプロジェクト立案手法を援用した点が挙げられます。

自主ゼミの対象地には、修士2年の坂本の研究対象地である鳥取市を選定しました。また、今回はゲストとして、海外プロジェクトのコンサルタントとして従事していらっしゃる戸田 利則氏、一宮 尚美氏をお迎えし、PCM手法のレクチャーを行っていただきました。

当日は、坂本から鳥取市の概要に関する説明を行った後に、鳥取市街地や周辺郊外地など、地域ごとにグループ分けを行い、それぞれの地域において発生が予測される問題を整理していきました。初めての試みであったため、最初はなかなかペンの進まないグループもありましたが、慣れていくうちに、議論も活発化し、結果として各グループが多くの問題を整理させた形で発表することができました。

今後も、それぞれの学生の研究テーマを研究室全体で共有することにより、研究それ自体と研究室全体での基礎的な思考力の両者を発展させていく取組みを継続していくことが必要であると考えています。今回のPCM手法を用いた自主ゼミは、その第一歩として非常に有意義な試みであったと感じております。
協力してくださった、戸田 利則氏、一宮 尚美氏にはこの場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました。

IMG_4142   IMG_4143

IMG_4144   DSC09161

 

2014-07-31 | Posted in 報告No Comments » 
Comment





Comment